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『NHKの基礎英語2でディクテーションをしてみたいけど、何をどこまで書けばいいんだろう』と迷っていませんか。
結論から言うと、基礎英語は会話の一部を書き取り、エンジョイ・シンプル・イングリッシュは1〜2文だけ書いて物語を短くまとめる、というように番組ごとに書く量と目的を変えるのがおすすめです。
この記事を読めば、3つの番組それぞれの書き取り方と、無理なく続ける組み合わせ方が分かります。
基礎英語とエンジョイ・シンプル・イングリッシュはどんな番組?
2026年度の基礎英語 レベル1・レベル2は1回15分、エンジョイ・シンプル・イングリッシュは1回5分の番組です。どれもNHK FMで月曜から金曜に放送され、中学英語のレベルから書き取りの練習に使えます。
ディクテーションは「聞いた音声を一語ずつ書き取る学習法」です。くわしくはディクテーションとは?意味と英語学習での効果で説明しています。
まずは、2026年度の番組表とNHK出版の案内をもとに、3つの番組を並べてみますね。
| 番組 | 放送(NHK FM・月〜金) | 長さ | 中身 | テキストのレベル表記 |
|---|---|---|---|---|
| 基礎英語 レベル1 | 午前6時15分〜6時30分 | 15分 | 中学英語をイチから学ぶ入門講座。ストーリー形式 | A1 |
| 基礎英語 レベル2 | 午前6時30分〜6時45分 | 15分 | 中学2〜3年生の英語。金曜は月〜木の復習 | A1-A2 |
| エンジョイ・シンプル・イングリッシュ | 午前6時00分〜6時05分 | 5分 | 中学生レベルの単語でつづられたストーリー | A2-B1 |
再放送は、どれも火曜から土曜の深夜(月曜から金曜の深夜)にあります。放送時間は年度ごとに変わることがあるので、NHKゴガクの英語のページで最新の情報を確認しておいてください。
「基礎英語1」「基礎英語2」で探している方へ
『基礎英語1のディクテーション』『基礎英語2のディクテーション』と、以前の呼び名で探している方も多いですよね。
2021年度に「中学生の基礎英語 レベル1・レベル2」として始まった講座は、2026年度に「基礎英語 レベル1・レベル2」へ名前が変わりました。中学生に加えて、大人の学び直しにも役立つ講座としてリニューアルされています。
また2026年度から、NHKラジオの語学番組はラジオ第2からNHK FMに移りました。
番組ごとに書き取る量と目的を変える
基礎英語は会話のやり取りを正確に書く練習、エンジョイ・シンプル・イングリッシュは1〜2文を書いて物語の流れをつかむ練習、と目的を分けます。同じやり方で全部を書こうとしないのが、続けるコツです。
『ディクテーションは全文を書くもの』と思っていると、番組によってはとても大変になります。
例えばエンジョイ・シンプル・イングリッシュは、NHK出版の案内で「1回5分/500語程度」とされています。5分とはいえ、500語を毎日書き取るのはかなりの量ですよね。
そこで編集部では、番組ごとに次のように書く量を変える形をすすめています。
| 番組 | 書き取る範囲 | 目的 | 書いたあとにすること |
|---|---|---|---|
| 基礎英語 レベル1 | 会話の2〜4文 | 中学1年レベルの文を正確に書く | 抜けた語を書き足す |
| 基礎英語 レベル2 | 会話の4〜6文 | 文の形と語順まで合わせる | 書いた文を声に出す |
| エンジョイ・シンプル・イングリッシュ | 気になった1〜2文 | 物語の流れをつかむ | 話のあらすじを2〜3文でまとめる |

自分のレベルが分からない時は、レベル1から試してみてください。思ったより書けると分かれば、レベル2に進めばいいんです。
基礎英語 レベル1・レベル2のディクテーション
基礎英語は、会話の中から数文を選び、1文ずつ止めて書き取ります。レベル1は短い文を正確に、レベル2は文の形や語順まで意識して書くのがポイントです。
基礎英語 レベル1は、日米の中学生の心と体が入れ替わるストーリー形式で進みます。会話がやさしいので、ディクテーションの入り口にぴったりなんです。
- その日の放送を、書かずに通して聞く
- 書き取る会話を2〜6文選ぶ
- 1文ずつ止めて、聞こえたとおりに書く(同じ文は3回まで聞き直す)
- テキストの英文と照らし合わせ、違う箇所に印をつける
- 印をつけた文を、音声に合わせて声に出す
中学英語でも書けない語がある理由
『中学英語なら全部書けるはず』と思って始めると、意外な所で手が止まることも。
例えば、自作の短い文で見てみましょう。
「Do you want to come with me?」
この文は単語自体はやさしいですよね。でも “want to” が短くまとまって聞こえたり、”with me” がつながって聞こえたりします。
単語を知っていても、音がつながると書けなくなる。これに気づけるのが、基礎英語でディクテーションをする良さです。
基礎英語 レベル2は曜日で使い分ける
基礎英語 レベル2は、2026年度の番組ページで、木曜は「会話のストラテジー」、金曜は月〜木の復習と案内されています。この形を書き取りにも生かせます。
| 曜日 | 番組の中身(2026年度) | 書き取りでの使い方 |
|---|---|---|
| 月〜水 | その週の新しい内容 | 会話から4〜6文を書き取る |
| 木 | 会話のストラテジー | 会話をつなぐ表現を1〜2文書く |
| 金 | 月〜木の復習 | 前に書いた文をもう一度書き取って比べる |
金曜の復習の回は、前に書いた文をもう一度書き取るのにちょうどいいんです。前に聞けなかった語が書けていれば、それが1週間の変化です。
基礎英語 レベル1・レベル2のテキストはNHK出版から毎月14日に発売され、電子版もあります。2026年10月号の定価は710円(税込)でした。どこまで英文が載っているかは、手元のテキストで確かめてください。
エンジョイシンプルイングリッシュのディクテーション
エンジョイ・シンプル・イングリッシュは、1回5分の物語を聞く番組です。全文を書かず、気になった1〜2文を書き取ってから、物語のあらすじを短くまとめる進め方が合っています。
エンジョイ・シンプル・イングリッシュは、番組ページで「毎日5分、中学生レベルの単語でつづられたストーリー」と紹介されています。曜日ごとに違うテーマの物語が届きます。
会話文だけでなく、物語の地の文もあるのが特徴です。基礎英語の会話とは、また違った英語に触れられますよ。
- 物語を通して聞き、だいたいの流れをつかむ
- 気になった1〜2文を選び、止めながら書き取る
- テキストで書いた文を確かめる
- 物語のあらすじを2〜3文でまとめる(日本語でも英語でもよい)
- あらすじを見ながら、もう一度物語を聞く
あらすじをまとめると何がいいの?
1文だけ書き取っても、物語全体の聞き取りの練習になるのか、と思いますよね。
あらすじをまとめようとすると、「誰が、どこで、何をしたか」を聞き取らないと書けません。細かい1語ではなく、話の流れを聞く練習になるんです。
細かく聞く書き取りと、大きくつかむあらすじ。この2つを1回5分の番組でセットにできるのが、エンジョイシンプルイングリッシュのディクテーションの良さです。
NHK出版の案内では、2026年度のエンジョイ・シンプル・イングリッシュは前期(4月〜9月)が新作、後期(10月〜3月)は2025年4月〜9月の再放送です。また、月刊テキストに対応した別売の音声教材はないと案内されています。
基礎英語のディクテーションでよくある相談
よく見かけるのは「基礎英語2を使った勉強の進め方」「番組の途中からでも始められるか」「1文を覚えきれずに書けない」という相談です。どれも、書く量を小さくして形を決めると進めやすくなります。
Yahoo!知恵袋などでよく見かける相談を、要約して答えていきますね。
基礎英語2で毎日勉強しているが、進め方が合っているか不安
毎日放送を聞いているけれど、このやり方でいいのか知りたい、という相談です。
聞くだけで終わっているなら、週に何回か書き取りを足してみてください。会話の数文を書くだけでも、聞けているつもりだった箇所が見えてきます。
書き取ったあとに声に出すところまでやると、聞く・書く・言うがひと続きになります。
番組の途中からでも大丈夫?
年度の途中から始めても大丈夫か、という相談もよくあります。
基礎英語 レベル1はストーリー形式なので、話の続きが気になるかもしれません。ただ、書き取りの練習としては、どの回から始めてもかまいません。
分からない言葉が多い回は、書く範囲を2文くらいに減らしておきましょう。
1文を聞いても、覚えきれずに書けない
1文を聞いて書こうとしても、書いている間に後半を忘れてしまう、という相談です。
この場合は、1文を前半と後半に分けて止めてみてください。慣れてきたら、止める回数を少しずつ減らしていきます。
初めての方がつまずきやすい点は、初心者のディクテーション|難しいと感じた時の始め方でもまとめています。
| 相談 | まず試したいこと |
|---|---|
| 進め方が合っているか不安 | 週に何回か書き取りを足す |
| 途中から始めたい | 書く範囲を2文くらいに減らす |
| 1文を覚えきれない | 前半と後半に分けて止める |
慣れてきたら次の素材へ
基礎英語やエンジョイ・シンプル・イングリッシュで書き取りに慣れたら、ラジオ英会話など少し上の番組に広げられます。レベルの上げ方は、書き取りの印の数を目安にしてみてください。
『いつ次の番組に進めばいいの?』と迷う方も多いはずです。目安の一つは、答え合わせでつく印の数です。
- 選んだ数文の書き取りで、印がほとんどつかなくなった
- 抜けた語を見て、なぜ聞けなかったかがすぐ分かる
- エンジョイ・シンプル・イングリッシュのあらすじが楽にまとめられる
- 放送を聞いて物足りないと感じる日が増えた
NHKのラジオ講座の中では、ラジオ英会話のテキストがB1と表記されています。進め方はラジオ英会話でディクテーション|テキストを使った進め方で紹介しています。
番組以外の素材を探したい方は、ディクテーションの無料サイトと素材の選び方も参考にしてみてください。

一人で続けるか、人に見てもらうか
番組を使った書き取りは、一人でも続けられます。ただ、同じ所で聞き取れない理由が分からないまま、ということもありますよね。
聞き取れない原因の見分けや、発音とセットの練習を人に見てもらう方法もあります。リスニングと発音の個別コーチングには、ディクテーションの課題が出るサービスもあります。
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よくある質問
基礎英語1・基礎英語2は今もありますか?
2026年度の番組名は「基礎英語 レベル1」「基礎英語 レベル2」です。2021年度に「中学生の基礎英語 レベル1・レベル2」として始まり、2026年度に今の名前へ変わりました。
基礎英語ディクテーションは大人がやっても意味がありますか?
2026年度の基礎英語 レベル1・レベル2は、大人の学び直しにも役立つ講座としてリニューアルされています。単語がやさしくても、音のつながりで書けない箇所が見つかるので、書き取りの練習になります。
エンジョイ・シンプル・イングリッシュは全文を書き取ったほうがいいですか?
全文でなくても大丈夫です。1回5分で500語程度あるので、気になった1〜2文を書き取り、あらすじをまとめる形の方が続けやすくなります。
放送の時間に聞けない時はどうすればいいですか?
2026年10月時点のNHKの案内では、聴き逃し配信(らじるらじる)で放送から1週間、NHKゴガクアプリで放送翌週の1週間聞けます。
まとめ
- 2026年度の基礎英語 レベル1・レベル2は15分、エンジョイ・シンプル・イングリッシュは5分の番組
- 旧称で探される「中学生の基礎英語」は、2026年度に「基礎英語 レベル1・レベル2」へ名前が変わった
- 基礎英語は会話の数文を正確に書き、エンジョイ・シンプル・イングリッシュは1〜2文+あらすじにする
- 基礎英語 レベル2は金曜の復習回で、前に書いた文をもう一度書き取ると変化が分かる
- 印がほとんどつかなくなったら、ラジオ英会話など次の素材に広げる





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