ニュースや海外ドラマでディクテーション|BBC・VOAの使い方

ニュースや海外ドラマを使ったディクテーションの方法とBBC・VOAの使い方を解説する記事のアイキャッチ

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『ニュースでディクテーションをしたいけど、BBCとVOAのどちらがいいの?』『海外ドラマのほうが楽しそうだけど、難しすぎる?』と迷っている方も多いですよね。

結論から言うと、ニュースディクテーションは学習者向けのBBCやVOAから始め、慣れてきたら海外ドラマに広げる進め方が取り組みやすいです。

この記事を読めば、ニュースとドラマの聞き取りにくさの違いと、今の自分がどちらから始めればいいかが分かります。

目次

ニュースや海外ドラマはディクテーションに向いている?

先に結論

ニュースは話し方がはっきりしていて、書き起こしが手に入りやすい素材です。海外ドラマは会話の自然な速さに慣れられますが、聞き取りにくさの種類がニュースとは違います。

ディクテーションは、聞いた英語を一語ずつ書き取る学習法です。素材選びで迷うのは、答え合わせができるかどうかなんです。

ニュースは原稿をもとに読まれることが多く、学習者向けの番組なら本文テキストも付いています。答え合わせの材料がそろっている、というのが大きな良さです。

一方の海外ドラマは、日常の会話そのものです。言いよどみや言い直し、笑い声なども入ってきます。

『じゃあドラマはディクテーションに向かないの?』と思いますよね。そんなことはありません。何を練習したいかで、向いている素材が変わるだけです。

ニュースとドラマで違う「聞き取りにくさ」

ここで決める

ニュースは「知らない単語と情報の多さ」で詰まり、ドラマは「音のつながりと省略」で詰まりやすいです。自分がどちらで詰まりやすいかで、始める素材を決めてみてください。

同じ英語でも、聞き取れない理由は素材によって違うんです。この違いを知っておくと、素材選びで迷いにくくなります。

比べる点ニュース海外ドラマ
話し方原稿を読むことが多く、はっきり会話なので崩れやすい
単語政治・経済・科学などの語が多い日常語が中心
音のつながり比較的少なめ多い。語が弱く短くなる
話す人の数1〜2人が多い複数人が重なることも
書き起こし学習者向けは本文が付く手に入るかは作品しだい
詰まりやすい所知らない固有名詞・専門語速さと省略

例えばニュースでは、知らない地名や組織名が出ると、そこで手が止まってしまいます。音は聞こえているのに、つづりが浮かばないパターンです。

ドラマでは「What are you doing?」が、つながって短く聞こえることがあります。単語はすべて知っているのに、音の形が教科書と違うので分からない、というパターンですね。

どちらから始めるかの決め方

自分に当てはまるものをチェック
  • 単語は知っているのに、速い会話になると崩れる
  • 映画やドラマを字幕なしで楽しめるようになりたい
  • 試験のリスニングで、長い説明文が苦手
  • 書き起こしで、正解をはっきり確かめたい
  • 時事的な話題の語彙も増やしたい

上の2つに当てはまる方は、ドラマの短い場面を使う練習が合っています。下の3つに当てはまる方は、ニュースから始めるのが向いていますよ。

迷ったら、まずは学習者向けのニュースからが無難です。答え合わせがしやすいので、聞き取れない所がはっきり見えるからです。

ニュースと海外ドラマの聞き取りにくさの違いと、どちらから始めるかを示した図解

BBCでディクテーションをする方法

BBCの学習者向け素材の特徴

BBC Learning Englishの「6 Minute English」は、中級者向けの番組です。各回のページに本文とMP3音声があり、2026年10月の確認時点では週1本のペースで新しい回が出ていました。

BBCでディクテーションをするなら、学習者向けのBBC Learning Englishが使いやすいです。6 Minute Englishは、BBCのラジオ番組の抜粋を使って聞く力と語彙を伸ばす番組と案内されています。

各回のページには、TRANSCRIPT(本文)とVocabulary(語彙)が載っています。音声、ワークシート、書き起こしのPDFもダウンロードできます。

動画版もあるので、映像付きで聞きたい方はそちらも選べます。より易しい番組として「Real Easy English」も案内されています。

答え合わせの注意

6 Minute Englishの書き起こしには「一語一句の書き起こしではない」と明記されています。書き取りと違っていても、自分の聞き間違いとは限りません。音声を聞き直して、どちらが音に近いか確かめてみてください。

BBCのディクテーションの進め方

6 Minute Englishを使う手順
  1. 本文を見ずに、最初の1分ほどを通して聞く
  2. 1〜2文ずつ止めて、聞こえた語をノートに書く
  3. 本文で答え合わせし、違う所に印を付ける
  4. 本文と音声が違う所は、音声を優先して確かめる
  5. 本文を見ずにもう一度通して聞く

イギリス英語に慣れていない方は、最初は聞き取りにくいと感じるかもしれません。それ自体は自然なことなので、焦らなくて大丈夫です。

VOAでディクテーションをする方法

VOAの学習者向け素材の特徴

VOA Learning Englishは、通常より3分の1遅く読まれる英語が特徴です。記事ページに本文テキストとMP3音声が付いていて、答え合わせがしやすい素材です。

VOA Learning Englishは、アメリカのVoice of Americaが運営している学習者向けのサイトです。語彙は初級の上から中級のレベルと案内されています。

ゆっくり読まれるので、ニュース英語に初めて触れる方でも一語ずつ追いやすいんです。VOAが独自に作った文章・音声・動画は、パブリックドメインと案内されています。

更新状況について

2026年10月に確認したところ、VOA Learning Englishの各一覧の最新記事は2025年3月で、それ以降の新着は確認できませんでした。過去の記事と音声は閲覧できるので、素材として使うことはできます。最新の状況は公式サイトで確認してみてください。

公式サイトはVOA Learning Englishです。新しい記事が出ていなくても、過去の記事の数は十分あるので、練習の素材に困ることは少ないはずです。

BBCとVOAの使い分け

比べる点BBC 6 Minute EnglishVOA Learning English
速さ番組の自然な会話通常より3分の1遅い
英語イギリスの番組アメリカの運営
本文一語一句の書き起こしではない記事の本文テキスト
新しい回2026年10月時点で週1本ペース2025年3月以降の新着は確認できず
向いている人中級で会話に慣れたい人ゆっくりから始めたい人

ニュースとドラマを組み合わせた1週間の例

ニュースだけ、ドラマだけと決めなくても大丈夫です。慣れてきたら、曜日で素材を分けるやり方もあります。

曜日使う素材やること
月・火VOAの記事ゆっくりした英語を1〜2文ずつ書き取る
水・木BBCの6 Minute English自然な会話の最初の1分を書き取る
金海外ドラマの短い場面30秒ほどを何度も聞いて書き取る
土その週に書いたノート空欄だった所だけ聞き直す
日お休み好きな動画を字幕付きで楽しむ

あくまで一つの例なので、忙しい週は2日だけでも構いません。大事なのは、空欄だった所を後から聞き直す日を作っておくことです。

『全部の曜日は無理かも』という方は、ニュース1日とドラマ1日の週2回から始めてみてください。

海外ドラマでディクテーションをする方法

先に結論

海外ドラマのディクテーションは、1話を通して書き取るより、気に入った場面の30秒ほどを選んで何度も聞くやり方が続けやすいです。

ドラマは長く、登場人物も多いですよね。全部を書き取ろうとすると、1話が終わる前に疲れてしまうことも。

場面を選ぶ時は、2人だけで話している落ち着いたシーンがおすすめです。BGMが小さく、声が重ならない場面のほうが書き取りやすいんです。

ドラマの場面選びのチェック
  • 話している人が2人までの場面を選ぶ
  • BGMや効果音が小さい場面を選ぶ
  • 英語字幕で答え合わせができるか確かめる
  • 内容をだいたい知っている回を使う

答え合わせには英語字幕を使いますが、字幕は画面に収まるよう短くされていることもあります。音声と字幕が違う時は、音声を聞き直して確かめてみましょう。

もう一つのコツは、日本語字幕で一度ストーリーを見てから書き取ることです。話の流れを知っていると、聞こえにくい語も前後の意味から推測しやすくなります。

例えば「I’m gonna grab some coffee.」のような一言も、場面を知っていれば「コーヒーを取りに行く」と見当がつきますよね。

ドラマで見えてくる音の変化

ドラマを書き取ると、教科書ではあまり見ない音の形に気づけます。

書かれた形会話で聞こえやすい形起きていること
going toゴナのように短く音が弱く、つながる
want toワナのように短く音がつながって消える
Check it outチェケラウのように語と語がつながる

こうした音の変化に気づけるのは、ディクテーションならではの良さです。効果の仕組みはディクテーションの効果で詳しく紹介しています。

ニュースの英語を書き取ったノートとイヤホンが置かれた机の手元の写真

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聞き取れない原因を、人に見てもらいたい方に

mimitore(ミミトレ)は、産経ヒューマンラーニングのリスニング・発音の専門コーチングです。診断テストでつまずきを分析し、毎週50分の授業と、LINEで届くディクテーション問題で練習を続けます。無料カウンセリングでは診断の一部と授業を体験できます。

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コース内容・料金は変わることがあります。最新は公式サイトでご確認ください。

ニュースのディクテーションでよくある相談

よく見かける相談

ここでは、ニュースやBBCを使ったディクテーションで、よく見かける相談をまとめて答えます。

試験のリスニングとネイティブの会話は速さが違う?

『試験の英語は聞けるのに、ドラマになると全然分からない』という相談はよくあります。

試験の音声は、聞き取りやすさに配慮して読まれることが多いです。一方、ドラマは会話そのものなので、音のつながりや省略が多くなります。

試験対策が目的なら、まずはニュースのようにはっきりした英語でディクテーションをするのが近道です。慣れてきたら、ドラマの場面に広げてみてください。

大学受験でBBC Learning Englishはどう使う?

受験生から「BBC Learning Englishをどう使えばいいか」という相談も多いです。

1回分を全部書き取る必要はありません。最初の1分ほどを書き取り、本文で答え合わせする使い方なら、毎日の勉強にも組み込みやすいですよ。

イギリス英語に慣れすぎて、アメリカ英語が聞きにくい

BBCで毎日練習していたら、模試のアメリカ英語が聞き取りにくくなった、という相談もあります。

実は、一つの素材だけ続けているとよく起こることなんです。週の中でBBCとVOAを交互に使うなど、両方の英語に触れるようにしておきましょう。

ニュースが聞けて書き起こしもあるサイトは?

学習者向けなら、本文と音声がそろったBBC Learning EnglishとVOA Learning Englishが使いやすいです。ほかの無料素材の選び方は、ディクテーションの無料サイトで紹介しています。

よくある質問

ニュースのディクテーションは、初心者でもできますか?

できます。VOA Learning Englishのように、ゆっくり読まれる学習者向けの素材から始めると取り組みやすいです。1文ずつ止めて書き取るのがおすすめです。

BBCのディクテーションで、書き起こしと音声が違うのはなぜですか?

6 Minute Englishの書き起こしには、一語一句の書き起こしではないと明記されています。違う所は音声を優先して確かめてみてください。

VOAは今も更新されていますか?

2026年10月の確認では、最新記事は2025年3月で、それ以降の新着は確認できませんでした。過去の記事と音声は素材として使えます。

海外ドラマのディクテーションは、どのくらいの長さでやればいいですか?

1話を通してやる必要はありません。気に入った場面の30秒ほどを選んで、何度も聞いて書き取るやり方が続けやすいです。

まとめ

この記事の要点
  • ニュースは知らない語、ドラマは音の変化で詰まりやすい
  • 迷ったら学習者向けのニュースから始める
  • BBCの書き起こしは一語一句ではないので音声で確かめる
  • VOAはゆっくりした英語で、過去の記事を素材に使える
  • ドラマは短い場面を選んで何度も聞く
ディクテーションドットコム

ディクテーションドットコム 編集部

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