当サイトの記事は、編集部が英語教材・放送局・試験団体・各サービスの公式サイトなどの公開情報と読者の声を調べて独自に執筆しています。紹介しているサービスの一部にはPRを含みます。
『カランメソッドの授業にディクテーションがあるって聞いたけど、何をするんだろう』と気になっている方も多いですよね。
結論から言うと、カランメソッドのディクテーションは、すでに習った語彙を書き取る「復習の仕上げ」として置かれています。スクールによって扱いは違い、授業の中に組み込む所もあれば、家での課題にする所もあります。
この記事を読めば、英会話スクールの授業でディクテーションがどう使われているかと、自分の目的に合う取り入れ方が分かります。
英会話スクールでディクテーションはどう使われている?
英会話スクールのディクテーションは、授業の中の一つの時間として行う形と、家での課題として出す形があります。どちらも「聞いた英語を一語ずつ書き取る」点は同じですが、目的は復習なのか、毎日の習慣づくりなのかで違います。
英会話スクールというと、話すことが中心のイメージがありますよね。
実は、書き取りを授業や課題に取り入れているスクールもあるんです。この記事では、公式サイトなどで確認できた3つの例を取り上げます。
| スクール・メソッド | ディクテーションの置き方 | 確認できた情報源 |
|---|---|---|
| カランメソッド | 授業の一部と、アプリでの練習 | 公式サイトと認定校の説明 |
| ECC | 学習法として紹介 | 公式コラム |
| インターTOMAS | 毎日の家庭学習 | 公式サイトの特長とFAQ |
内容は2026年10月時点の各公式サイトの表記をもとにしています。授業の中身は変わることがあるので、通う前に各スクールで確かめておきましょう。
ディクテーションの意味や効果はディクテーションとは?意味と英語学習での効果、一人で進める時の基本の流れはディクテーションのやり方|5つの手順と答え合わせのコツで紹介しています。
カランメソッドのディクテーションは授業で何をする?
カランメソッドでは、会話で習った語彙が、何回か後の授業の音読に出て、最後にディクテーションで書き取る、という復習の流れがあると認定校が説明しています。公式アプリにも、聞いて書くと自動で添削される練習があります。
カランメソッドは、先生が自然な速さで質問し、生徒がすぐ答える形の授業ですよね。
公式サイト(Callan Method Organisation)では、先生が速く話すこと、間違いをその場で直すこと、習った語彙や文法を何度も復習する仕組みが特徴として紹介されています。40か国以上で使われている、とサービス側は説明しています。
認定校の説明で見るディクテーションの位置
ある認定校の説明では、ディクテーションは授業の「4つの柱」の3つめです。ほかの柱は、会話・音読・新しい語彙の導入です。
この認定校の授業は最大10人の少人数で80分、そのうち約70分が会話、5分が音読、5分がディクテーションとされています。音読とディクテーションは授業の中ほどで行う形です。
- 会話の中で新しい語を習う
- 何回か後の授業の音読で、その語が出てくる
- 最後にディクテーションで、本を見ずに書き取る

書き取るのは、すでに習った語彙だけです。初めて聞く言葉を当てる練習ではなく、習った言葉を正しく書けるかを確かめる時間なんです。
この「80分のうち5分」は、ある認定校のレッスン形式の説明です。カランメソッドの本部の説明ではありません。オンラインで受けるカランなど、ほかの形でどう配分されているかは公式サイトでは確認できませんでした。
公式アプリのディクテーション
公式サイトによると、Callan Appには「Dictation」のセクションがあります。ネイティブが読み上げる英文を書き取ると、間違いが画面上で示される仕組みです。
このアプリは認定校で学ぶ人が使えると案内されています。オンライン版のCallan Onlineでは、全プランにCallan Appが付き、動画を使ったディクテーションがあると紹介されています。
現行のCallan Englishコースは12のステージに分かれ、2023年に改訂されてCEFRのC1レベルまで扱うと公式サイトにあります。
ECCとインタートーマスのディクテーション
ECCは公式コラムでリスニングのコツとしてディクテーションを紹介しています。インタートーマス(インターTOMAS)は、毎日のディクテーションを家庭学習の柱にしているのが特徴です。
カラン以外のスクールでは、ディクテーションはどう扱われているのでしょうか。
ECCのディクテーション
ECCのディクテーションについては、ECC外語学院の公式コラムで、リスニングのコツとして紹介されています。音の変化を意識しながら、聞き取った英語を文字で書き出す練習をする、という内容です。
一方で、コース一覧やオンラインレッスンの説明のページには、ディクテーションという言葉は見当たりませんでした。ディクテーションを主に扱うコースがあるかは、公式サイトでは確認できていません。
『ECCの授業でディクテーションをするの?』と気になる方は、体験や説明会の時に聞いてみるのが確実です。
インタートーマスのディクテーション
インターTOMASは、英会話と進学塾を合わせた英語専門スクールです。公式サイトでは、9つの特長の7番目に「公式YouTubeでのディクテーション」を挙げています。
英語を書き取る学習を毎日のルーティンにし、メールで提出する形が案内されています。
FAQでは、週1回の通学の場合、残りの6日は家庭学習が要るとしています。その内容として挙げられているのが、毎日のディクテーションコンテストへの参加です。
インターTOMASのFAQには、ディクテーションのレベルに達していない初学者には全くお薦めできない、とも書かれています。ディクテーションが中心の学び方は、ある程度の英語の土台がある人向けだと考えておくとよさそうです。
授業の中のどこに置かれる?復習・定着・書く練習で比べる
同じディクテーションでも、置かれる位置によって役割が違います。習った語彙の仕上げなら「復習」、毎日続けて耳を慣らすなら「定着」、正しい綴りで書けるかを見るなら「書く練習」です。自分が欲しい役割に合う置き方を選んでみてください。
『スクールでやるディクテーションって、結局何のため?』と思いますよね。
そこで、授業の中でディクテーションが置かれる位置を、3つの役割に分けてみました。これはこの記事で独自に作った見方です。

| 役割 | 置かれる場所 | 書き取る英文 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 復習 | 授業の中ほど、音読の後 | すでに習った語彙の文 | 習った言葉を確実に使えるようにしたい |
| 定着 | 授業のない日の家庭学習 | 毎日届く音声や動画 | 耳を英語に慣らす習慣を作りたい |
| 書く練習 | 授業の一部やアプリ | 読み上げられた短い文 | 綴りや語順の間違いを減らしたい |
カランメソッドの認定校の説明は「復習」、インターTOMASの毎日の提出は「定着」に近い置き方です。Callan Appの自動添削は「書く練習」の要素もあります。
自分に合う置き方を考える
大事なのは、スクールの名前より、自分がどの役割を求めているかです。
例えばこんな考え方ができます。
- 話す練習が中心で、書き取りは少しでいいなら、授業の一部に入る形
- 毎日コツコツ聞く習慣を作りたいなら、家庭学習で出る形
- 綴りや文法の間違いが気になるなら、添削や答え合わせがある形
- ディクテーションは授業の中か、家での課題か
- 書き取る英文は、習った内容か新しい内容か
- 答え合わせや添削は誰がどうするか
- 今の自分のレベルで取り組めるか
英会話スクールのディクテーションでよくある相談
英会話スクールやカランメソッドについて、Q&Aサイトでよく見かける相談を取り上げます。質問は要約して紹介しています。
相談1『カランメソッドを始めたばかりで、何が正解なのか分からない』
始めたばかりだと、速い質問についていくだけで精一杯ですよね。
カランは同じ語彙を何度も繰り返す仕組みなので、最初から全部できなくても大丈夫です。分からなかった言葉をメモして、ディクテーションや音読で出てきた時に確かめるようにすると、少しずつ手応えが出てきます。
相談2『カランメソッドは実践的ではないという声もあるが、どう考えればいい?』
『このまま続けていいのかな』と迷う気持ちは自然です。
どの学び方にも得意なことがあります。カランは、質問にすぐ答える瞬発力と、習った語彙を繰り返し確かめることに重きを置いた方法です。
日常会話の言い回しを増やしたいなら、別の素材での練習を足すという考え方もあります。目的に合わせて組み合わせてみてください。
相談3『中学英語のレベルで、カランメソッドを始めてもいい?』
始める時期に迷いますよね。
どのステージから始めるかは受ける所によって違うので、まずは体験や説明会で自分のレベルに合うかを相談してみるのがおすすめです。ディクテーションについても、習った語彙を書き取る形なら、入門の段階から取り組めるか確かめやすいです。
一人で続けるか、レッスンで人と話すか
ディクテーションそのものは一人でもできます。ただ、書き取った英文を使って話す相手が欲しい時や、自分の発音が伝わるか確かめたい時は、人と話す時間を足すと進みやすくなります。
スクールに通わなくても、書き取りは自分で続けられます。ただ、一人では手に入りにくいものもありますよね。
- 話す相手:書き取った英文を、実際のやり取りで使える
- 発音とセットの練習:音読した音が相手に伝わるか分かる
- 学習計画の管理:何をどの順でやるか一緒に決められる
- 聞き取れない原因の診断:一人では見当がつかない所を見てもらえる
通学にこだわらないならオンライン英会話も選択肢
話す相手を手軽に見つけたいなら、オンライン英会話という方法もあります。
DMM英会話は、2026年10月時点の公式サイトで1回25分、24時間365日レッスンできると案内されています。入会金や教材費はかからず、7日間レッスン受け放題の無料体験があります。
公式の教材紹介ではディクテーション専用の教材は見当たりませんでした。書き取りはレッスンの前後に自分で組み合わせる形になります。最新の内容はDMM英会話の公式サイトで確かめてみてください。
DMM英会話(PR)
書き取った英語を、話して使ってみたい方に
DMM英会話は、1回25分のオンライン英会話です。24時間レッスンを予約でき、毎日更新されるDaily Newsなどの教材を使えます。7日間の無料体験があります(登録時にプラン選択とカード情報の入力が必要)。
無料DMM英会話の無料体験を見る無料体験の条件・料金は変わることがあります。最新は公式サイトでご確認ください。
英会話とディクテーションのつなげ方は英会話にディクテーションは役立つ?スピーキングへのつなげ方、レッスン前後の入れ方はオンライン英会話とディクテーションの組み合わせ方で紹介しています。
よくある質問
カランメソッドの授業では毎回ディクテーションがありますか?
ある認定校の説明では、80分の授業のうち5分がディクテーションです。ただ、これはその学校の形式で、オンラインのカランなどでの配分は公式サイトでは確認できませんでした。受ける所で確かめておくと安心です。
ECCではディクテーションの授業がありますか?
ECC外語学院の公式コラムでは、リスニングのコツとしてディクテーションを紹介しています。ディクテーションを主に扱うコースがあるかは公式サイトでは確認できなかったので、体験や説明会で聞いてみてください。
インタートーマスのディクテーションは初心者でもできますか?
インターTOMASのFAQでは、ディクテーションのレベルに達していない初学者には勧められないと書かれています。英語の土台がある人向けの学び方だと考えておくとよさそうです。
スクールに通わずにディクテーションを続けることはできますか?
できます。自分で素材を選び、書き取って答え合わせをする流れなら一人でも続けられます。話す相手が欲しい時に、オンライン英会話などを組み合わせる方法もあります。
まとめ
- 英会話スクールのディクテーションは、授業の一部の形と家庭学習の形がある
- カランメソッドでは、習った語彙を最後に書き取る復習の流れがあると認定校が説明している
- ECCは学習法として紹介し、インターTOMASは毎日のディクテーションを家庭学習の柱にしている
- 役割は復習・定着・書く練習の3つで考えると、自分に合う置き方を選びやすい
- 話す相手が欲しい時は、オンライン英会話と組み合わせる方法もある





コメント