ディクテーションを人に見てもらう方法|リスニングコーチングの選び方

ディクテーションを人に見てもらう方法とリスニングコーチングの選び方を解説する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は、編集部が英語教材・放送局・試験団体・各サービスの公式サイトなどの公開情報と読者の声を調べて独自に執筆しています。紹介しているサービスの一部にはPRを含みます。

『一人でディクテーションを続けているけど、このやり方で合っているのか分からない』という方は多いですよね。

結論から言うと、ディクテーションを人に見てもらう方法は、「何を見てほしいか」で選ぶのがいちばん失敗しにくいです。聞き取れない原因の診断なのか、発音なのか、続けるための管理なのかで、合う相手が変わります。

この記事を読めば、独学・オンライン英会話・スクール・ディクテーションのコーチングの違いと、自分に合う見てもらい方が分かります。

目次

ディクテーションを人に見てもらうと何が変わる?

先に結論

ディクテーションは一人でもできる学習法です。人に見てもらうと変わるのは、「自分では気づきにくい原因」を指摘してもらえることと、次に何をやるかを一緒に決めてもらえることです。

ディクテーションは、聞いた英語を一語ずつ書き取って、聞けていない所を見つける練習ですよね。

答え合わせまでは一人で十分できます。ただ、「なぜ聞けなかったか」の判断は、一人だと迷うことが多いんです。

例えばこんな場面です。

「the」がいつも抜ける時、それは弱く読まれる音に慣れていないのか、そもそも自分の発音がずれていて聞き分けられないのか。

自分ではどちらか決めにくいですよね。こうした所で、人の目が役に立ちます。

一人で見落としやすいこと人に見てもらうと分かること
間違いの原因がどれか原因の見立てと、その理由
自分の発音のくせ聞き取りに影響しているくせ
素材の難しさが合っているか今のレベルに合う素材
練習の順番何から手をつけるかの優先順位

ディクテーションそのものの基本はディクテーションとは?意味と英語学習での効果、一人で進める時の基本の流れはディクテーションのやり方|5つの手順と答え合わせのコツ、原因の仕分け方はリスニングを伸ばすディクテーションで紹介しています。

人に見てもらうと、1週間の過ごし方はこう変わる

見てもらう形にすると、授業の日だけでなく、ふだんの練習の中身も変わります。

週に1回の授業がある場合の例で見てみます。

曜日の例一人で続ける場合人に見てもらう場合
授業の日いつもどおり書き取る前の週の間違いを一緒に振り返る
授業の翌日次の素材を自分で選ぶ授業で決めた課題から始める
週の半ば続いているかは自分次第課題の進み具合を確かめてもらう
授業の前日何が伸びたか分かりにくい聞きたいことをメモにまとめる

一人で続ける場合も、記録をきちんと付ければ同じような振り返りはできます。違いは、振り返りの相手がいるかどうかなんです。

「見てもらう」には3つの中身がある

ひと口に「見てもらう」と言っても、中身は大きく3つに分かれます。

  • 診断:どこで、なぜ聞き取れないかを見立ててもらう
  • 練習の相手:発音や会話の練習に付き合ってもらう
  • 管理:学習計画を立て、続いているかを確かめてもらう

どれを一番求めているかで、選ぶ方法が変わります。次の章では、この3つを軸に比べていきます。

独学・オンライン英会話・スクール・コーチングを「何を見てもらえるか」で比べる

この章のポイント

どの方法が上ということはありません。「診断」「練習の相手」「管理」のうち、どれを見てもらえるかが違うだけです。自分が求めるものに印を付けて、表を見比べてみてください。

『結局、どれを選べばいいの?』と迷いますよね。

そこで、ディクテーションを見てもらう方法を4つに分け、何を見てもらえるかで並べてみました。サービスごとの事実は、2026年10月時点の各公式サイトで確認できた範囲です。

独学・オンライン英会話・英会話スクール・リスニングコーチングを、診断・練習の相手・管理で見比べた図解
方法診断練習の相手管理ディクテーションとの関わり
独学自分で行うなし自分で行う素材も答え合わせも自分で決める
オンライン英会話講師やレッスンによる会話の相手になってもらえる自分で行うことが多い書き取りはレッスンの前後に自分で組み合わせる
英会話スクールスクールによる授業の中で話せる授業の予定に沿って進む授業や課題に書き取りを取り入れている所もある
リスニング・発音のコーチング聞き取れない理由の診断から始まる所がある授業で発音やリスニングを練習する計画づくりや課題の確認がある課題として書き取りを出す所もある

オンライン英会話で見てもらう場合

オンライン英会話は、話す相手がすぐ見つかるのが強みです。

例えばDMM英会話は、公式サイトで1回25分、24時間レッスンできると案内されています。

ただ、公式の教材紹介ではディクテーション専用の教材は見当たりませんでした。ディクテーションはレッスンの前後に自分で組み合わせる形になります。

組み合わせ方はオンライン英会話とディクテーションの組み合わせ方で詳しく紹介しています。

英会話スクールで見てもらう場合

スクールの中には、授業の一部にディクテーションを取り入れている所があります。

カランメソッドでは、公式サイトでCallan Appの「Dictation」で聞いて書く練習ができ、自動で添削されると説明されています。ある認定校の説明では、80分のレッスンのうち5分がディクテーションです。

インターTOMASは、特長の一つに「公式YouTubeでのディクテーション」を挙げ、書き取りを毎日のルーティンにしてメールで提出する形を案内しています。

リスニング・発音のコーチングで見てもらう場合

リスニングや発音に絞って、診断から計画、課題の確認までを見てもらう形です。

例えばmimitore(ミミトレ)は、聞き取れない理由を分析するリスニング診断から始まり、LINEでディクテーション問題が届く仕組みがあります。

ほかにも、トライズの発音クリニックは上級者向けに発音に特化した3ヶ月の短期集中コース、シャベリッシュは音の変化を練習する英語コーチングとして紹介されています。この2つにディクテーションが含まれるかは、公式サイトでは確認できませんでした。

内容は変わることがあります

サービスの内容や料金は変わることがあります。この記事の内容は2026年10月時点の公式サイトの表記をもとにしています。申し込む前に、各公式サイトで最新の情報を確かめておきましょう。

ディクテーションのコーチングを選ぶ時のチェックリスト

申し込む前に確かめたいこと
  • 聞き取れない原因を診断する仕組みがあるか
  • 書き取りの課題や、その振り返りがあるか
  • 発音の練習もセットになっているか
  • 授業の回数や長さ、期間はどのくらいか
  • 授業がない日の自習をどう支えてくれるか
  • 料金と、体験やカウンセリングの有無

ディクテーションのコーチングを比べる時は、上の6つを順番に確かめると迷いにくくなります。

ディクテーションのコーチングを選ぶ前に確かめたい項目をまとめたチェックリストの図解

ここが大事なところです。「コーチング」という名前でも、中身はサービスによってかなり違うんです。

「診断」の中身を確かめる

診断があるかどうかだけでなく、何を見る診断なのかを確かめてみてください。

聞き取れない理由まで分析するのか、レベル分けだけなのかで、その後の授業の中身が変わります。

カウンセリングの時に「私の場合、どこが原因だと思いますか」と聞いてみるのも一つの方法です。

自習の支え方を確かめる

週に1回の授業だけでは、残りの日の過ごし方が大事になりますよね。

課題が毎週出るのか、毎日の配信があるのか、質問できる窓口があるのか。授業のない日の支え方は、続けやすさに直結します。

確かめたい点聞いてみる言い方の例
自習の課題「授業のない日は何をすればいいですか」
書き取りの扱い「ディクテーションの課題は出ますか。誰が見てくれますか」
質問の方法「授業以外で質問したい時はどうすればいいですか」
進み具合の確認「伸びたかどうかは何で確かめますか」

料金は「含まれているもの」と一緒に見る

料金を比べる時、金額だけを並べると判断を誤りやすくなります。

同じくらいの金額でも、授業の回数、課題の確認、毎日の配信、質問の窓口がどこまで含まれるかはサービスごとに違うからです。

料金を見る時に一緒に確かめたいこと
  • 期間と授業の回数
  • 入会金や教材費がかかるか
  • 授業以外のサポートが料金に含まれるか
  • 体験やカウンセリングが無料か

『高いか安いか』だけでなく、『自分が見てほしいものに払うのか』で考えると、納得して選びやすくなります。

よくある失敗

料金や回数だけで決めて、「何を見てもらえるか」を確かめないまま申し込んでしまうことがあります。自分が見てほしいのが診断なのか、練習の相手なのか、管理なのかを先に決めておくと、こうしたずれを防げます。

カウンセリングでのやり取りの例

体験やカウンセリングでは、遠慮せずに自分の状況を話してみてください。

例えば、こんなやり取りになります。

「書き取ると、theやaがいつも抜けます」
「弱く読まれる音が原因かもしれませんね。発音の練習とセットで見ていきましょう」

こうした会話の中で、相手がどこまで具体的に見立ててくれるかも、選ぶ時の手がかりになります。

あなたに合う見てもらい方は?目的別の選び方

先に結論

一人で原因が見えているなら独学、話す相手がほしいならオンライン英会話、授業の流れに乗りたいならスクール、聞き取れない原因から一緒に探したいならリスニングのコーチング、という選び方が分かりやすいです。

『自分はどれに当てはまるんだろう』と思った方は、下の表で今の状態に近い行を探してみてください。

今の状態合いやすい方法理由
間違いの原因がはっきりしていて、一人でも続く独学素材と練習を自分で決められる
書き取りはできるが、話す機会がないオンライン英会話書き取った英文を会話で使える
決まった授業の流れに沿って進めたい英会話スクール授業や課題に書き取りがある所もある
どこが原因か分からず、発音も不安リスニング・発音のコーチング診断から計画まで見てもらえる
独学が向いている人
  • 答え合わせの後、自分で原因を仕分けられる
  • 学習の計画を自分で決めるのが苦にならない
  • 費用をかけずに続けたい
人に見てもらうのが向いている人
  • 原因の見立てに迷うことが多い
  • 発音のくせが聞き取りに影響していそう
  • 一人だと続かなかった経験がある

立場ごとに見ると

読者の立場によっても、見てもらいたいことは変わります。

立場見てもらいたくなりやすいこと考えやすい組み合わせ
TOEICや英検でリスニングを伸ばしたい人試験の音声で聞き逃す原因独学の書き取り+原因の診断
英会話の聞き取りに困っている大人会話の速さで抜ける音と発音書き取り+話す練習の相手
中高生やNHKの講座で学んでいる人習った英文が聞けない理由講座の英文での書き取り+先生への質問

中高生なら、まずは学校や塾の先生に書き取ったノートを見せてみる、という身近な方法もあります。

組み合わせるという選び方もある

どれか一つに決める必要はありません。

例えば、ふだんは独学でディクテーションを続け、話す練習だけオンライン英会話で補う。こうした組み合わせも十分ありです。

続けるための時間の組み方は、ディクテーションの続け方|1日の時間と記録の付け方のコツで紹介しています。教材やアプリを選ぶならディクテーションのおすすめ教材・アプリの選び方も参考にしてみてください。

人に見てもらうかどうかのよくある相談

この章について

リスニングを人に見てもらうかどうかについて、Q&Aサイトでよく見かける相談を取り上げます。質問は要約して紹介しています。

相談1『リスニングを徹底的に鍛えてくれる塾や先生を探している』

探す時は、「何を鍛えてほしいか」を一言で言えるようにしておくのがおすすめです。

聞き取れない原因の診断がほしいのか、発音から直したいのか、とにかく続けるための管理がほしいのか。これによって探す先が変わります。

この記事のチェックリストを手元に置いて、カウンセリングや体験で一つずつ確かめてみてください。

相談2『どうしてもリスニングができるようにならない。克服した人の力を借りたい』

長く続けても手応えがない時は、やり方より先に「原因の見立て」がずれていることがあります。

まずはディクテーションで間違いを集め、単語・音のつながり・弱い音・速さ・文法のどれが多いかを数えてみてください。

それでも見立てに迷うなら、診断から始めてくれるサービスを試すタイミングかもしれません。

相談3『NHKの語学番組を聞いても聞き取れなさすぎる。続ける意味はある?』

聞き取れなくて悔しい気持ちになりますよね。そう感じるのは自然です。

ただ、聞き取れない時間も、原因を探す材料になります。番組の英文を数文だけ書き取り、どこで詰まったかを見てみてください。

今のレベルより難しい番組なら、一段やさしい講座に移るのも一つの手です。素材の難しさが合うだけで、聞こえ方が変わることもあります。

2026年度からは「基礎英語 レベル1・2」が中学生に加えて大人の学び直しにも役立つ講座へリニューアルされた、とNHKは案内しています。今の番組が難しいと感じたら、こうした講座から始め直すのも選択肢です。

それでも聞き取れない理由が分からない時は、人に見てもらうことも考えてみてください。

一人で続けるか、人に見てもらうか

先に結論

ディクテーションは一人で十分に続けられます。ただ、聞き取れない原因の診断、発音とセットの練習、学習計画の管理、話す相手のどれかが欲しい時は、人の手を借りると進みやすくなります。

最後に、人の手が特に役立つ場面をまとめておきますね。

  • 聞き取れない原因の診断:一人だと仕分けに迷う所を見立ててもらえる
  • 発音とセットの練習:自分の発音のくせを指摘してもらえる
  • 学習計画の管理:何をどの順でやるか一緒に決めてもらえる
  • 話す相手:書き取った英文を会話で使う場ができる

リスニング・発音の専門コーチングという選択肢

この中でも診断と発音を重視するなら、リスニング・発音に絞ったコーチングが選択肢になります。

産経ヒューマンラーニングのmimitore(ミミトレ)は、公式サイトで「リスニング・発音の専門コーチング」と紹介されています。

2026年10月時点の公式サイトでは、聞き取れない理由を分析するリスニング診断、毎週50分の授業、毎月の確認テスト、毎週の課題のフィードバックという内容です。

授業のない日には、すきま時間に取り組めるディクテーション問題がLINEでレベルに合わせて届きます。発音やリスニングの疑問はアプリのチャットで質問できる仕組みです。

料金は2026年10月時点の公式表記で3ヶ月(全12回)198,000円(税込)です。無料カウンセリングでは、プランの提案や簡易版の診断、授業の体験ができると案内されています。

詳しくはmimitoreの公式サイトで確認してみてください。

mimitore(PR)

聞き取れない原因を、人に見てもらいたい方に

mimitore(ミミトレ)は、産経ヒューマンラーニングのリスニング・発音の専門コーチングです。診断テストでつまずきを分析し、毎週50分の授業と、LINEで届くディクテーション問題で練習を続けます。無料カウンセリングでは診断の一部と授業を体験できます。

無料mimitoreの無料カウンセリングを見る

コース内容・料金は変わることがあります。最新は公式サイトでご確認ください。

よくある質問

ディクテーションは独学だけでも続けられますか?

続けられます。答え合わせの後に間違いの原因を仕分け、同じ音声で聞き直すところまでやれば、一人でも十分に練習になります。仕分けに迷う時や発音が不安な時に、人の手を借りることを考えてみてください。

オンライン英会話でディクテーションを見てもらえますか?

サービスや講師によって違います。DMM英会話の場合、公式の教材紹介ではディクテーション専用の教材は見当たらず、レッスンの前後に自分で組み合わせる形になります。書き取った英文を会話で使う練習には向いています。

リスニングのコーチングは英語が苦手でも受けられますか?

サービスによって対象が違います。mimitoreの公式FAQでは、英語がまったくできない人には事前にレベルチェックをして、レベルに合った方法を提案すると回答しています。申し込む前にカウンセリングで確かめておくと安心です。

コーチングを受ける前に自分でやっておくことはありますか?

ディクテーションの間違いを数日分ためておくと、相談の時に話が早くなります。どんな素材で、どこで詰まったかのメモがあれば、見立ての材料になります。

コーチングの期間が終わった後はどうすればいいですか?

期間中に身につけた書き取りと振り返りのやり方を、一人で続けていく形が考えやすいです。終わる前に、自分に合う素材や練習の順番を確かめておくと、独学に戻った時も迷いにくくなります。

まとめ

この記事の要点
  • ディクテーションを人に見てもらう価値は、原因の見立てと次の一手を決められること
  • 見てもらう中身は「診断」「練習の相手」「管理」の3つ
  • 独学・オンライン英会話・スクール・コーチングは、見てもらえる中身が違う
  • 選ぶ時は、診断の中身と自習の支え方を確かめる
  • 一つに決めず、独学と組み合わせる方法もある
ディクテーションドットコム

ディクテーションドットコム 編集部

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